Er kommt heute.(彼は今日来ます)
エァ コムト ホイテ
ふつうの文章では、動詞は2番目にきます。
それでは、
「彼は今日来ますか?」
「今日、彼は来ます。」
という疑問文や強調文の場合、
動詞はどこに置けばよいのでしょうか?
ドイツの動詞の位置は?
ふつうの文章では、
主語+動詞 の順番になります。
Er kommt.
彼は 来ます。
この文章に、「今日」(heute)という副詞を加えて、
疑問文、強調文を作ってみましょう。
Er kommt heute.
ドイツ語は日本語通りに単語を置いて、
動詞を変化させて2番目にもってくれば文章ができます。
ドイツ語の動詞の位置 疑問文・強調文のときは?
Er kommt heute. 彼は今日来ます。
この文章を、
イエスか、ノーで答えられる疑問文にするには、
主語と動詞をひっくり返してください。
Kommt er heute ?
コムト エァ ホイテ
*動詞(kommt)は文の最初では大文字です。
主語の er は文の初めに置かれたときだけ大文字になります。
?マークを忘れないようにしてくださいね。
このように、イエス(Ja/ヤー)、ノー(Nein/ナイン)で
答えられる疑問文は、
主語と動詞をひっくり返してください。
次に「今日」(heute)を強調した文章を作ってみましょう。
Heute kommt er.
強調したい語(heute)を文頭にもってきて、
主語と動詞をひっくり返してください。
*heute は文頭に置くと、大文字になります。
強調文には「!」や「?」はつきません。
まとめ
動詞は、
ふつうの文章では2番目に置きます。
Jaか、Neinで答えられる疑問文では、
文章の一番最初にきます。
主語以外のものを強調したいときは、
動詞は要素として2番目にきます。
要素としてというのは、
Im Sommer kommt er.
1番目 2番目
Im Sommer (イム ゾマー/ 夏に)を1つの要素として、
動詞(kommt)は2番目と数えてください。