ウィーン大学を観光スポットとして楽しむためのコツは?

 ウィーン大学は1365年にルドルフ4世により創立され、
ドイツ語圏では1番歴史の古い大学です。

大学構内には自由に入ることができますので、
観光スポットとして大学内を散策しながら、
アカデミックな雰囲気を楽しむことができます。

お腹がすいたら、
学生食堂で定食など召し上がってみては?

 

オペラ座からウィーン大学へ行くには? 

オペラ座の前に路面電車の停留所があります。
日本のチンチン電車で、ウィーンではトラムと
呼ばれています。

オペラ座を正面に見て、
左方向へ向かうトラムに乗りましょう。

 電車の上に番号がついています。
①かDの文字を確認してから乗ってください。
 
② に乗ると、国会議事堂のところで
左に逸れてしまいますので注意してくださいね。

オペラ座から6つ目、
左にウィーン大学を見つつ、ちょっと過ぎた駅が
Schottentor/Universität(ショッテントーァ・
ウニヴェルズィテート)です。

 電車を降りたら、人が歩いていく方向に
エスカレーター(と階段)がありますので
下へ降りてください。地下の広場の反対方向にある
エスカレータで上に出ると、目の前に大学の本館があります。

ウィーン大学本館で見ておきたいエリアはどこ? 

大学の本館は
19世紀後半に建てられたもので、
重厚さを感じさせるルネサンス様式です。

本館の入口から中に入ると、
アルカーデンホーフという中庭があります。

隣接する回廊には、ウィーン大学に関連のある
154人の銅像が並んでいます。

ちなみにウィーン大学のノーベル賞受賞者は15人で、
世界の大学ランキングでは40番目になります。

そのほか、
指揮者で作曲家のグスタフ・マーラーや
精神科医で歌人の斎藤茂吉などが
ウィーン大学で勉強をしています。

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中庭をまっすぐ進み、建物の中に入ると
文房具コーナーがあります。
ウィーン大学のロゴ入りグッズは
ここでしか手に入りません。
レアなお土産として、喜んでもらえるかもしれませんよ。

次に大学の図書館を覗いてみましょう。
本館のエントランスホールから階段を上ると図書館があります。
蔵書は700万冊以上というオーストリア最大の図書館です。

天井が高く、吹き抜けの閲覧ホールには350人分の席があり、
コンセント完備で、無線LANも使えます。

平日は22時、土曜も18時まで利用することができます。
夜の図書館の照明は各席のライトの明かりだけなので、
日本人には暗すぎるという感じがするかもしれません。

図書館で格調高いヨーロッパの雰囲気を味わったあとは、
世紀末ウィーンで大論争が起きたクリムトの作品を見てみましょう。

図書館の横、特別講堂に天井画(一部写真パネル)があります。

1894年、クリムトが28歳のときに、
この天井画として、『哲学』『医学』『法学』をテーマとした
3部作を依頼されたのですが、クリムトの意図する表現が理解されず、
自ら契約を破棄し報酬を返却したという曰くのある作品です。

 まとめ

ウィーン大学を観光スポットの一つとして、
見どころをご紹介しました。

それでは、課題です。
□中庭の回廊で、ウィーン大学に関わりのある人たちの銅像をチェック!
*回廊の出口を確認しておいてください。迷子になる恐れがあります。
□文具店でウィーン大学のロゴ付きのレアなお土産をチェック!
□オーストリア最大の図書館で、歴史の重みを体感!
□クリムトの天井画を見上げ、世紀末ウィーンにタイム・スリップ!

参考記事→ウィーン大学の学食で食事ができるの?

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