わが家の介護レポート  008

介護で同じような想いをされている方と
悩みを共有できればと思い、レポートとして
残すことにしました。

やがては誰もがたどる道、
自分自身のための道標にも。

介護施設

母親の床ずれの治療にずいぶん時間がかかる。

2週間程度の入院で良くなると聞いていたが、
まだまだのようだ。
病院にもトータルで2カ月程度しかいられないとのこと。

退院後、家で介護をするつもりでいた。
褥瘡のケアは家では無理と判断せざるを得ず、
施設を探すことになった。

度重なる介護施設関連のニュースを見ていて、
親は家で介護すると決めていたが、仕方がない。

介護離職も考えなければと、上司とも話をしたばかりだった。

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施設は郊外のほうが、広くて安いとすすめられた。
母親は認知症が進んでしまい、どこに入れても
本人にはもうわからないが、家族としては
なるべく家の近くにいてもらいたい。

初孫 

今後の相談のため、
病院でケアマネージャーと会うことになった。

もう母はケアマネージャーが誰だかわからない。
二人が話をしているところを写真に撮り、母に見せた。
母は写真に写った自分を赤ちゃんだと思っているようだ。

「我が家にも初孫ができた」と喜んでいる。
これまで私の人生の選択に何も言わなかったのに。
やはり孫の顔が見たかったんだと思うと、切ない想いが…
いや、まだ間に合うかも。

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