介護で同じような想いをされている方と
悩みを共有できればと思い、レポートとして
残すことにしました。
やがては誰もがたどる道、 自分自身のための道標にも。
ボディートーク
認知症の進行を遅らせるのに、
イチョウのサプリがよいと聞いたことがある。
残念なことに、認知症を良くする薬はない。
家族としては、少しでも可能性があれば
何でも試してみたい…
そんなときに、知り合いからボディートーク療法を
教えてもらった。
自然治癒力の低下を元に戻すための治療方法で、
全世界に普及しているらしい。
しかし施術をお願いする方は帯広在住で、
母は東京の病院に入院中。
どうやって診てもらう?
この療法は遠隔で、治療が可能だという。
遠隔って?と思いながらも、
母親には少しでも良くなってもらいたい。
縋る想いで、遠隔での治療をお願いすることに。
それ以来、少し意識がはっきりしてきたようだと、
見舞いに行ってくれた親戚から聞き、定期的に治療を
お願いしようかと。
週末、私が病院に行くと、
帯広からお客があったと母親から聞き、びっくり。
ボディートーク治療について何も話していない。
もちろん帯広からの訪問者もいない。
退院
検査の結果、敗血症ではなかったので一安心。
母親の背中の床ずれの治療法も確立し、
次の長期療養型の病院を探す時期になった。
この2か月で母親は看護師さんとも仲良しになっていた。
母親の人柄か、みなさんに愛され、家族としてもとても嬉しい。
感謝。
次の病院で、褥瘡がある程度まで良くなるのに、
半年以上かかるらしい。
家に連れて帰るか、次の施設を探すか、
まだまだ先の話だ。
早く家に連れて帰って、
大好きなお刺身を食べさせたい。