不規則変化の動詞は右肩に*がついています。
辞書、あるいはテキストの後ろの変化表に過去形、
過去分詞が載っています。
それでは*がついていない動詞は、どうしよう?
ドイツ語の規則変化動詞の過去形・過去分詞の作り方は?
Iieben(リーベン/愛する)という動詞には、
右肩に*がついていません。
✳︎がついていない場合は、規則変化動詞と言って、
辞書の後ろの変化表には載っていません。
Iieben(不定詞) = lieb(語幹)+ en
不定詞 過去基本形 過去分詞
Iieben liebte geliebt
過去形は語幹(lieb)にte をつけて、liebteとなります。
Iiebte (リープテ)が過去基本形になりますので、現在形と同様に
主語によって異なる変化語尾がつきます。
ich liebte wir liebten
du liebtest ihr liebtet
er liebte sie /(Sie) liebten
過去分詞は語幹を両側から、
ge と t で挟んでください。
ge + 語幹 + t → geliebt(ゲリープト)
過去分詞を作る際の注意点は?例外は?
過去分詞をつくるときに、
geがつかないときがありますので注意してください。
□アクセントのない前つづりで始まる動詞
be-, emp-, ent-, er-, ge-, ver-, zer- に要注意です。
例えば、bekommen*(手に入れる)という動詞は
kommen という動詞の本体に、beというアクセントのない
前つづりがついた形になります。
be + kommen
この動詞には右肩に*がついていますので、
辞書、テキストの変化表に載っているはずなのですが、
bekommen では見つかりません。
変化表では kommen の変化を調べてみてください。
不定詞 kommen コメン
過去基本形 kam カーム
過去分詞 gekommen ゲコメン
本体の動詞kommen に be をつけると、
be+kommen be+kam be+gekommenとなります。
過去分詞のbegekommnen、発音しにくい?
bekommen の過去分詞はbekommenとなります。
□ –ieren という動詞に要注意
studieren(勉強する)という動詞の語幹は、
studierです。
この動詞は右肩に*がないので、規則変化ですね。
先ほどの規則変化の動詞の過去分詞の作り方によれば、
studieren(不定詞) = studier(語幹)+ en
不定詞 過去基本形 過去分詞
studieren studier+te ge + studier + t
-ieren で終わる過去分詞は、geがつきませんので、
studiert になります。
Ich habe Jura studiert. 私は法学を勉強しました。
イッヒ ハーベ ユーラ シュトディァト
まとめ
動詞を辞書で引いたら、まず右肩の*をチェック。
*印があれば、変化表をみる。
*印がなければ、手でゲットしてください。
te(手)でge-t(ゲット)です。