[高齢者の認知症について] 幻聴・幻覚に対する接し方は?病院と施設の違いは?予防対策は?

親の認知症が進むのを見るのは、
とても切ないことです。
 
早め早めに対策を講じることで、
介護をする側にも心の余裕ができるかもしれません。
 
私の体験から
こうしておけばよかったということを
ご紹介したいと思います。
どうぞ、ご家族とよい時間をお過ごしください。
 

 高齢者の認知症 幻聴・幻覚に対する接し方は?

 
幻聴・幻覚
歩けなくなると、急に認知症が進む可能性があります。
いないはずのものが見えたり、聞こえたりするようです。
 
レビー小体型認知症というそうですが、
介護する側もどこまで対応するか?も
問題になってきます。
 
基本的には否定はせず、「はい、はい」と
聞いてあげてください。
 
何かを主張するときや
脈絡のない話をするときは、
大丈夫、大丈夫」とやさしく言ってあげましょう。
 
親が立てなくなり、
寝込んでしまったら気をつけたいことがあります。
 
自分で身体を動かすことができないと、
床ずれ(褥瘡/じょくそう)ができやすくなります。
あっと言う間に、拳くらいの大きさになり、
入院して完治するまでに半年以上かかることもあります。
 
痒い」「痛い」という言葉が出るようであれば、
背中やお尻の部分に気をつけてあげてください。
 
 

 高齢者の認知症 病院と施設の違いはなに?

 
家で介護ができるのであればよいのですが、
ご家庭の事情で施設等への入所も考える必要もでてきます。
 
病院
床ずれ、衰弱、下痢など、まず入院が必要な場合、
病院で治療を受けなければなりませんが、
どのタイミングで退院するかもとても重要です。
 
入院した原因の病気は治ったものの、誤嚥性肺炎
(ごえんせいはいえん)の危険性があるということで
食事の制限などがある場合もあります。

そのまま食事ができなくなり、
点滴や胃ろうなどで退院ができない状態に
なってしまうことも予想されます。
 
固形物が飲み込める段階で、「食」を大事に考える施設に
移ることができれば理想的なのですが。
 
 □特別養護老人ホーム
お住まいの近くに、特養ホームという施設がありますので、
早めに入所申請をすることをおすすめします。
 
入所の条件は要介護5。
一次審査をAでパスし、二次審査に受かった方が
入所待ちになります。どこも何百人待ちという状況ですので、
必要な場合は早めに申請をしてください。
 

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認知症の予防対策は? 

 
2025年には5人に一人、700万人が認知症になる
というデータがあります。
 
ここからは
親の認知症の進行を見ている、
あなたの認知症予防のためにお読みください。
 
親の介護をしっかりしながら、
自分自身の健康にも気をつけていきましょう。
 
食事
認知症によいとされる食材を積極的に摂取する。
毎日の美味しい食事が認知症予防に繋がるのであれば、
それに越したことはありませんよね。
食事も仲良しと楽しい時間を過ごす、がポイントです。
 
・にんにく
・カレー
・バナナ、リンゴ、オレンジ
・コーヒー(一日3~4杯、ブラックで飲むと良いそうです)
・赤ワイン
 
脳トレ
認知症の検査に、4桁の数字を逆から言うというテストがあります。
 
どこでもできる脳トレをご紹介します。
通りすぎる車のナンバーの4桁を覚え、逆から言ってみてください。
 
そのほかに
・野菜の種類をできるだけたくさん言ってください。
・100から順に7をひいてください。
というテストがあります。
 
自分なりにアレンジをしてみては、いかがでしょうか?
例えば、
・北斗の拳の登場人物を言ってください。
・100から9(8・6・・・)を順にひいていく
など、自分仕様に問題を作ってみるのも脳トレに
なるかもしれません。
 
カラオケ
歌い込んだ大好きな曲もたくさんお持ちだろうと
思いますが、新しい曲に挑戦をすることが大事だそうです。
積極的にレパートリーを増やしていきましょう。
 
ブログを書く
キーボードをたたくことで脳が活性化されるそうです。
自分の書いた文章を誰かが楽しみに待っていてくれると思うと
励みにもなりますよね。
自分の趣味や得意なことを発信してみませんか。
 

まとめ 

 
家族の想いとして、親をどうしても家に戻したい
という場合は、「看取り」をしたいということで
病院の主治医に相談してみてください。
最終的にはご家族のお気持しだいです。
 
後悔のないように、できることをやっておきたいですね。

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